先日、仲間たちが集っているときに、奥様軍団の中の一人がご夫婦関係がうまく行っていないような話になり……。
即席お悩み相談会が開かれていました。
 
会話の流れ的には
ひとりが過去の離婚話をした→もうひとりが『離婚』という言葉に反応し、そこの夫婦関係がうまく行っていないことがわかった。
そんな感じです。
 
少し席が離れていたし、歳も少し下の育児真っ只中のママさんたちで話が盛り上がっていたので、私は、会話には一切参加せずそのやり取りを聞いていました。
 
するとね。気になることがあったんです。
 
ひとりの人が、一生懸命アドバイサー役をしています。
「私はこう考える」「私だったらこうする」「私はそんな時、こう言う」と、一生懸命話していました。
もちろん聞く側も、嫌な顔をすることもなく、「うんうん、そうかー」「そうだよねー」と聞いています。
 
飲みの席での酒の肴的会話なので、この程度で構わないのかもしれません。
 
確かにこういう人もいますしね。
中には、相談されたわけでもないのに「こうあるべき!」「こう考えなきゃ!」と言いたがる人もいます。
 
でも、本気で相談されているときは、このやり取りは何も相手のためになっていないのですね。
 
この場面では、相談者側の
「何に困っているのか」「何が希望なのか」「どう解決したいのか」
が全く存在していないのです。
 
これでは本来、アドバイスのしようがありません。

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この場面でアドバイスしているかたは、相談者側の相談したい内容が何なのか、全く聞くことなく、自分の価値観でのみ話しているんですね。
 
カウセリングの場面でも、もちろんアドバイスはしますが、その前にかなり「?」がつく質問をします。
 
「なんであなたはそのとき、そう思ってしまったの?」「何を感じたの?」「本当はどうしたかったの?」「どうしたいの?」「あたなは何が一番大切なの?」「何を守りたいの?」などなど……。
 
そうやって聞いていると、答えているうちに、本人が勝手に答えに行き着くんですね。
 
それが大切なんです。
 
本人がどうしたいのかが存在しないまま「こうした方がいいよー」「あーだよ、こーだよ」と話しても、「そんな考え方もあるよねー」的に言葉を聞いているだけ。
 
中には内心「でも、私がしたいのってそこじゃないんだよねー」とか「私が望んているのは、そういうことじゃないー」って思われながら聞かれているかもしれません。
 
それじゃ何の役にも立ちませんよね。
 
大切なのは、『自分で考えて、自分で解決して行く方法を見つけるお手伝いをする』ということです。
 
誰かに何かを相談をされたら「で、その中で何が一番困っているの?」「どんな解決をしたいの?」と聞いてみてあげてくださいね。
 
そうするとあとは相手が勝手に「あ、こうすればいいのかー」って解決してくれることも多いですよ^^